玄関に貼るお札はどの場所がいい?正しい貼り方で厄除けをしよう | 暮らしぷらす

玄関に貼るお札はどの場所がいい?正しい貼り方で厄除けをしよう

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お札は家庭の安全や商売の繁盛を祈願したり、邪気を払ったりするためにおまつりするものです。

昔から大切にされてきた習わしの一つですね。

しかし、お札の正しい貼り方を知っている方は少ないのではないでしょうか。

今までは家族が貼ってくれていたり、貼る機会がなかったりした方は知らないことも多いです。

今回は玄関に貼るお札の貼り方や注意点などを紹介します。

玄関に貼るお札だけでなく、他の場所に貼る場合でも知っておくべきことがたくさんあります。

また、玄関に貼るお札以外の厄除けに効果があるものも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

玄関に貼るお札の意味は?お守りとお札の違い

お札は商売繫盛や厄除けのものなど、いろいろな意味の目的があります。

古くから親しまれていて、現在もお札を貼っている方も多いのではないでしょうか。

「お守りとお札は意味や目的が違うのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

お守りは常に身につけて個人的に神様のご加護をいただくもので、お札はおまつりしている家庭や会社などその場所を守っていただくものというイメージです。

どちらも神様の力が宿っています。お札は普通神棚にまつりますが、神棚のない家庭は壁や柱に貼ってもいいとされています。

種類によっては縁起が良い方向を向くように貼るお札や玄関に貼るお札、台所に貼り火事を防ぐお札などもあります。

 

玄関に貼るお札は、「家の中に悪いものが入らないようにして家庭を守る」という厄除けの意味があります。

気の入り口でもある玄関はいい気が入ってくる場所であると同時に、悪い気も入ってくる場所です。

本来は門にお札を貼り厄除けするのが習わしですが、門のない家がほとんどなので、現在は玄関に貼るようになっています。

お札は神様なので大切におまつりしましょう。

 

 

玄関に貼るお札の貼る場所はどこが正しい?

お札の貼る場所はどこでもいいという訳ではありません。貼り方、貼る場所などの決まりがあります。

しかし、授かる神社によっては違う貼り方の指示がある時もあります。

その場合は指示に従って貼るようにしましょう。

家庭にお札を貼る習慣がない方や、今まで家族が貼ってくれていた方などは知らない人が多いのではないでしょうか。

私も最近までは全く知識がありませんでした。

貼り方や注意点をしっかりと理解して、正しくお札を貼りましょう。

 

玄関の外に貼る

玄関に貼るお札の貼る場所は、基本的に玄関の外側です。

外から訪れる悪い邪気が家の中に入ってこないように追い払う効果があるからです。

そのため家の内側に貼っていては悪い邪気が入ってきてしまいます。

昔は門に貼って邪気が入らないようにしていたそうです。

しかし現在は門がある家は少なく、玄関に貼るようになりました。

門がある方は玄関ではなく門に貼ってもいいですね。

しかし玄関の外側に貼ることに抵抗がある方や、マンションやアパートに住んでいて目立ちたくないという方もいるのではないでしょうか。

そんな方は玄関の内側に貼っても大丈夫です。

内側に貼る場合は玄関を入ってすぐの壁や正面の壁に貼るようにしましょう。

 

東か南の方角を向くように貼る

お札の貼る場所は、室内・玄関などに関わらず東か南の方向を向くようにしましょう。

字が書いてある面を正面にして、東か南の方角を向くように貼るので、東なら西側の壁に南なら北側の壁に貼ります。

なぜそのように決まっているのかというと、太陽の向きが関係しています。

神聖なものは、太陽に正面を向けるのが良いと考えられているからです。

東は太陽が昇る方角であり、南は日中に太陽が輝く方角です。

多くの神社も南の方角を向いて建てられており、北向きの神社は少ないそうです。

私の家から近い神社も、改めて考えてみると南の方角を向いていました。

お札も神聖なものなので、太陽の向きに合わせた東と南を向くように貼りましょう。

 

目線よりも高い位置に貼る

お札は高い位置に貼るようにしましょう。立ち上がった時に、自分の目線よりも高い位置になることがポイントです。

目線より低い位置に貼ることは見下すことになり、失礼に値します。

玄関に貼る場合だけでなく、壁に貼る時にも意識しましょう。

 

玄関に貼る時は、まずこれらを意識して貼る場所を決めましょう。

 

お札を貼る際に注意すること

次はお札を貼る時の注意点です。玄関に貼る時や、それ以外の場所へ貼る時にもこのことを踏まえて貼るようにしてください。

 

画びょうで刺して留めない

お札はお守りと同じように神様なので、画びょうやピンなどで刺さないようにします。

お札を壁に直接貼る場合は、テープやのりを使います。

しかし「テープやのりで貼るのは失礼ではないのか」と心配になりますよね。

お札を刺して留めなければ大丈夫ですので、テープやのりを使って貼ることは問題ありません。

テープの種類もどんなものでもいいのですが、素材によっては落ちてきやすいものもあります。

セロハンテープやマスキングテープは粘着力が弱めなので避けましょう。

悪気がなくても、お札が落ちてしまうことは嫌な気持ちになってしまうので、貼る時はしっかりと貼るようにしましょう。

台紙に貼ったり、クリアファイルに入れたりして、お札に直接画びょうを刺すことがなければそのような方法でも留めることができます。

後からいろいろなお札の貼り方を紹介するのでそちらも参考にしてみてください。

 

クリアファイルやビニール袋に入れて貼る
玄関の外に貼る場合は、屋外なのでもちろん雨や風の影響を受けてしまいます。
 
そのため、小さいクリアファイルやビニール袋に入れて貼ることおすすめします。
 
雨や風で劣化してボロボロにならないように、丁寧に扱いましょう。
 
クリアファイルやビニールに入れれば、お札ではない部分を画びょうで留めることができます。
 
テープやのりだと時間が経って落ちてこないか心配になってしまいますよね。
 
私もテープだと少し心配になってしまいます。
 
クリアファイルに入れて、画びょうでしっかり留める方法がおすすめです。
 

 

北東や鬼門は避ける

玄関に貼る場合でも鬼門を避けなければなりません。

鬼門とは北東のことで、名前の通り鬼(邪気)が出入りする方角です。

それと合わせて、裏鬼門というものもあり、南西の方角も避けなければいけません。

しかし、中には鬼門の方角に向けて貼る鬼門札というものもあります。

お札を授かる神社によって貼り方が異なるので、指示があった時にはそのように貼るようにしましょう。

 

1年経ったら返納し貼りかえる

お守りと同じように、お札も1年経ったら神社に返納するようにしましょう。

期限は決まっていませんが、1年経ったら新しいものに貼りかえるのが理想的です。

お守りやお札は基本的に授かった神社やお寺にお返しするようにしましょう。

しかし旅行先など足を運ぶことが難しく、近くの神社やお寺に返納したいときは必ず事前に受け入れてもらえるか確認しましょう。

また神社で頂いたものは神社に、お寺で頂いたものはお寺に返納するように注意してください。

お寺には宗派があり、失礼に値するかもしれないので必ず宗派も確認してからお返ししましょう。

しかし、思い出が詰まっているなどお守りやお札を手放したくない場合もありますよね。

その場合はそのままお札やお守りを持っていてもいいという考え方もあります。自分のタイミングで返納してください。

 

 

玄関に貼るお札の貼り方の例!玄関以外も使える!

お札は直接画びょうなどで刺してはいけません。

しかしテープやのりで壁に直接貼るのは落ちてきそうで心配になったり、壁が汚れそうで嫌だなと思ったりする方も多いのではないでしょうか。

私もできればテープやのりで貼りたくないなと思ってしまします。

お札の貼り方の例を集めたので、自分に合ったものを取り入れてみてください。

玄関に貼る場合だけでなく、室内に貼る時や神棚がない方にぴったりの方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

厚紙などを台紙にしてお札を貼る
この方法は、壁にテープやのりで貼るのを避けたい方におすすめです。
 
厚紙などにお札を貼り、その厚紙を画びょうなどで留めれば完成です。手軽にできるのが良いですよね。
 
 
 
透明なクリアファイルやビニールに入れる

この方法は、お札がクリアファイルなどで守られているので、素材が劣化する心配がありません。

透明なビニールは、お菓子などをラッピングする時に使用するものがおすすめです。

100均で購入することができ、いろいろなサイズが展開されているので、お札に合ったサイズを見つけてみてください。

玄関に貼るお札は雨や風の影響を受けてしまうので、この方法がおすすめです。

 

お札飾りを購入してお札を立てかける

通販サイトでお札飾りと検索すると、お札を立てかけるための棚やホルダーがたくさん出てきます。

お札を1つ立てかけるものや、3つ飾れるものなど種類がたくさんあります。

玄関に貼るお札だけでなく、マンションやアパートなど神棚がない方にぴったりの商品もありました。

このお札飾りのいいところは、しっかりとした造りでおしゃれなものも多いところです。

中には木で作られているものや、まるで小さい神社のようなデザインのものまでありました。

 

100均のアイテムを使いお札立てを作る

お札立てを買わなくても、100均などの材料を使って簡易的な台を作る方法もあります。

木の素材でできた調味料ラックやボックスを両面テープなどで貼り、そこにお札を立てかけるようにしてかざります。

見た目もお札を貼るだけよりきちんとして見えます。

木の素材のものを使うと違和感がなく、馴染みやすいです。

 

100均の壁掛けフックなどで補強する

これはテープやのりを使う貼り方の時に参考にしてほしい方法です。

テープやのりだけだと落ちてこないか心配になりますよね。

100均の壁に貼るフックをお札の下に貼るだけで補強することができます。

お札をテープやのりで壁に貼り、その下に100均などで買うことができるフックで支えるように補強すれば完成です。

お札の貼り方はたくさんあります。自分に合った方法でお札をおまつりしてみてください。

 

 

玄関に貼るお札は厄除けになる!ほかに効果的なものは?

玄関に貼るお札は厄除けにぴったりです。玄関に貼るお札以外でも、厄除けに効果があるものがあるので紹介します。

飾り物にぴったりのものもあるので、ぜひ取り入れてみてください。

 

シーサー

沖縄の守り神であるシーサーは外から副を招き入れ、災いなどを追い払ってくれます。

鬼門である北東や南西に置くのがいいとされていますが、玄関やリビングなど、どこの場所や方角においてもよく決まりがそこまでありません。

お手軽に飾られるのが良いですよね。沖縄のお土産で家庭にシーサーの置物がある方も多いのではないでしょうか。

かわいいデザインのものも多く、私の家にも飾られていて守られている感じがします。

口を開けているオスを右側に、口を閉じているメスを左側に置くようにしてください。

 

トラの置物

トラの置物もその家を悪い気から守ってくれます。

置く向きは玄関を入って左側がいいとされています。

玄関から悪い気が入ってきそうになったらトラが追い返してくれます

トラは動物の中でも強いイメージがあります。トラの威圧感で悪い気も入ってこられなさそうです。

 

水晶やアメジスト

水晶やアメジストは魔除け・浄化の効果があるパワーストーンです。

水晶は邪気を吸収したり、乱反射して邪気を跳ね返したりします。

水晶やアメジストは見ているだけでも美しくて、心が浄化されていくようです。

飾り物としても違和感がないので、飾りやすいのではないでしょうか。

だけど「パワーストーンって高そう…」というイメージの方も多いかもしれません。

私もそのように思っていて調べてみたところ、ヤフーショッピングでは1500円(税込)以下で買えるものもありました。

お手軽に購入できるうえに、キラキラしていて飾り物にもぴったりなのでおすすめです。ぜひ玄関に取り入れてみてください。

 

盛り塩

盛り塩も厄除けや魔除けとして効果があります。
 
玄関や部屋の隅にお塩を三角に盛って置きます。
 
盛り塩を置くことで、外からの邪気を家の中に入れないことと、良い気を家の中にとどまらせておくことができます。
 
しかし、盛り塩は塩自体が悪い気を吸ってくれるので、長期間置いたままにしておくとそれ以上吸うことができなくなってしまいます。
 
1ヶ月に2~3回の交換が良いとされています。
 
作り方や使う塩にも決まりがあるので、ぜひ調べてみてから行ってください。
 

盛り塩は開運や厄除けなどの効果がありますが、そのまま放置しておくと悪い気を吸い、逆効果になってしまうので注意しましょう。

玄関に貼るお札の他にも厄除けになるものはたくさんあります。

気持ちよく過ごすために取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

  • 玄関に貼るお札には厄除けや魔除けの意味がある
  • 玄関に貼るお札は外に貼るのが良いが、玄関の内側でも問題ない
  • お札を貼る位置は目線よりも高く、東か南の方角を向く位置に貼る
  • お札を画びょうなどで刺してはいけない
  • シーサー、水晶、トラの置物、盛り塩なども厄除けに効果がある

玄関に貼るお札は邪気を払うのに効果的な方法の一つです。

お札はどこにでも貼っていいという訳ではありません。

基本的な貼り方と注意点を確認して、正しく貼るようにしましょう。

また、お札の貼り方・飾り方の例もたくさんあります。

マンションやアパートに住んでいる方や家に神棚がない方はぜひ参考にしてください。

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