メレンゲで作った焼き菓子の名前は??意外と知らないお菓子の名前 | 暮らしぷらす

メレンゲで作った焼き菓子の名前は??意外と知らないお菓子の名前

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メレンゲとは「卵白を泡立てたもの」や「泡立てた卵白に砂糖を加えたもの」のことで、料理やお菓子によく使われます。

焼くだけで「さくさく」「しゅわっ」とした不思議な食感。優しい甘さが口の中に広がって、思わず笑顔になってしまいます♪

ところで、皆さんはメレンゲが使われた焼き菓子の名前を、どのくらいご存知ですか??

メレンゲは、材料や作り方次第でいろんな焼き菓子に大変身!!それぞれにちゃんと名前も付いているんです♪

食べたことはあっても、知らないことが多いお菓子の名前。本記事では、メレンゲを使った焼き菓子の名前とその特徴を、詳しくご紹介します!!

 

 

メレンゲ焼き菓子の名前どのくらい知ってる??

メレンゲを使った焼き菓子は、私たちが思う以上にたくさんあります。

食べたことのある身近なお菓子から、高級フレンチでデザートに出てきそうなものまで種類は様々。なかには、あの有名なお菓子も…!?

あなたはいくつ名前をご存知ですか??焼き菓子の名前と一緒に、使われる材料や特徴をまとめてみました。

 

ムラング(メレンゲクッキー)

メレンゲを使った焼き菓子のなかで、いちばんシンプルなものが「ムラング」です。

メレンゲクッキーともいい、メレンゲだけをオーブンで焼いたお菓子。「さくさく」「しゅわっ」とした軽い食感が楽しめます。

卵白と砂糖だけのシンプルなお菓子なので、チョコレートをコーティングしたり、生クリームをトッピングした「ムラング・シャンティ」にしたりアレンジもできますよ♪

ちなみにムラングとは、メレンゲそのものの事も指します。英語では「メレンゲ」ですが、フランス語では「ムラング」というそうです。

メレンゲを使ったお菓子はフランス発祥のものが多いので、レシピに「ムラング」と書いてある事もあります。

その時は、「卵白と砂糖を泡立てたもの」と解釈して大丈夫です♪

ムラング(メレンゲクッキー)の材料

  • 卵白
  • 砂糖

 

マカロン

今やおしゃれの代名詞である「マカロン」。その語源はイタリア語の「maccherone (マッケローネ)」で、「繊細な生地」という意味です。

実は、マカロンもメレンゲを使ったお菓子なんです!!メレンゲで作った生地に食用色素を加えることで、見た目も楽しむことができます。

マカロンは、メレンゲをきめ細かく泡立てることがポイント。

泡立て過ぎても足りなくても失敗してしまうほど、作り方が繊細なんだそうです。「繊細な生地」という由来の通りですね。

材料を混ぜたあと、メレンゲの泡をつぶすように混ぜることで、マカロン独特のつやや食感が出るのだとか。

今ではよく見るお菓子ですが、パティシエの繊細な技術が詰まっているんですね。

マカロンの材料

  • 卵白
  • 砂糖
  • アーモンドパウダー
  • 食用色素

 

ダクワーズ

厚めの生地で、ふんわりした焼き菓子のダクワーズ。お菓子の詰め合わせなどにもよく見かけますが、意外と名前を知らない方もいらっしゃったはず。

アーモンドパウダーを加えることで、香ばしい風味を味わうことができます。また、焼くときに粉砂糖をふって水分の蒸発を抑え、ふんわりと仕上げるそうです♪

日本で見かけるダクワーズは小判形をしていますが、フランスでは主にホールケーキの土台として使用されていました。

小判形のダクワーズは日本人パティシエの発案で、今では日本風ダクワーズとしてフランスでも認められているようですよ!!

焼き菓子の歴史や工夫を知るだけで、味わうときの楽しさも増しそうですね♪

ダクワーズの材料

  • 卵白
  • 砂糖
  • アーモンドパウダー
  • 粉砂糖

 

シュクセ

フランス語で「成功」という意味のシュクセ。渦巻き模様と、サクサク食感が特徴のケーキです。

渦巻き模様のメレンゲ生地を2枚焼いて、クリームを挟むのが一般的。クリームでお店の個性を出す事もできます♪

また、生地にアーモンドパウダーを入れるのに加えて、ナッツやアーモンドもトッピングするので、香ばしい風味のケーキになります。

渦巻き生地の材料はダクワーズと同じですが、シュクセはじっくり低温乾燥させることでサクサクとした食感になります。

縁起の良い名前なので、勝負事前に食べても良いですね♪

シュクセの材料

  • 卵白
  • 砂糖
  • アーモンドパウダー
  • ナッツ、アーモンドなど
  • 薄力粉
  • お好きなクリーム

 

プログレ

シュクセとほぼ同じ材料で作られる焼き菓子に「プログレ」があります。違いは少し複雑で、いくつかの説があるそうです。

もっとも多く言われているのが、「シュクセ」のクリームをコーヒークリームにしたものが「プログレ」という説。

他には、生地にアーモンドではなくヘーゼルナッツを使ったものがプログレと呼ばれることもあるそうです。

パティシエたちが工夫していろいろなアレンジをしていますので、しっかりと区別するのは難しいかもしれませんね。

プログレの材料

  • 卵白
  • 砂糖
  • アーモンドパウダー
  • ナッツ、アーモンドなど
  • 薄力粉
  • コーヒー

 

ロッシェ

「ロッシェ」はフランス語で「岩山」という意味で、岩のようなごろっとした焼き菓子です。刻んだクルミが入っていて、食感や香りも楽しむことができます♪

ご家庭でも簡単に作れるので、余った卵白でロッシェを作る方も多いそうですよ♪

ロッシェの材料

  • 卵白
  • 砂糖
  • クルミ

 

ビスキュイ

「ビスキュイ」はビスケットの語源とも言われるお菓子です。もちろんメレンゲを使いますが、特徴は卵黄も使うこと。

卵白と卵黄を別々に泡立てることで、軽くてふんわりとした焼き菓子ができあがります。卵白と卵黄を別々に泡立てることを「別立て法」というそうです。

また、「ビスキュイ」には「スポンジ生地全般」という意味もあり、ティラミスやブッセの土台に使われます。

ここで、「ビスキュイって焼き菓子とスポンジ生地のどっちなの??」と疑問を持った方もいらっしゃると思います。

実は、「ビスキュイ」という言葉には「ビスケットやクッキーなどの焼き菓子」と、「スポンジ生地全般」というふたつの意味があります。

明確な区別はつけられていないそうなので、文脈から判断するしかないようです。

ビスキュイの材料

  • 卵(卵白と卵黄を別立て)
  • 砂糖
  • 薄力粉

 

ジェノワーズ

ビスキュイと仲間の「ジェノワーズ」。同じ材料を、卵白と卵黄を同時に泡立てる「共立て法」で作るとジェノワーズになります。

実はこのジェノワーズ、私たちもよく知っているスポンジケーキ。しっとりした食感で、ショートケーキやロールケーキに使われているんです。

スポンジにも名前があったのは驚きでした…。お菓子の世界は奥が深いですね!!

ジェノワーズの材料

  • 卵(卵白と卵黄を共立て)
  • 砂糖
  • 薄力粉

 

ウ・ア・ラ・ネージュ

焼き菓子ではないのですが、メレンゲが使われている変わり種デザートをご紹介します。それが、「ウ・ア・ラ・ネージュ」です。

ウ・ア・ラ・ネージュとは、メレンゲを茹でて固め、「クレーム・アンレーズ」というデザートソースに浮かべたもの。

メレンゲを茹でるなんて、少し驚くような発想ですね!!

仕上げにカラメルをかけることで、ほろ苦さがアクセントになります。アーモンドスライスなどを盛り付けることも多いようです。

見た目も美しく華やかで、フレンチの最後にデザートとして出されることも多いのだとか。

クレーム・アンレーズを本格的に作るのは手間がかかるそうなので、ご家庭で作る時は溶かしたアイスを使うと良いですよ♪

「ネージュ」にはフランス語で「雪」という意味があります。日本では、ウ・ア・ラ・ネージュを「泡雪卵」と訳すこともあるそうです。素敵な日本語訳ですね。

ウ・ア・ラ・ネージュの材料

  • 卵白
  • 砂糖
  • クレーム・アンレーズ(バニラアイスで代用可)
  • カラメル
  • アーモンドスライス

 

 

メレンゲ焼き菓子はフランス発祥??

ご紹介したお菓子の名前は、全てフランス語由来のもの。では、メレンゲ焼き菓子の発祥はフランスなのでしょうか??歴史について少し調べてみました。

メレンゲの誕生については多く説があり、結論を言うとどれが正しいのかはわからないそうです。有力な説は次の3つ。

  • スイスのマイリンゲンという村で誕生し、イタリア人の料理人によって広められた
  • ポーランドでマリツィンカというお菓子が考案され、その後フランスに広まった
  • イタリアで考案されたズッケ・マリターテというお菓子にメレンゲが使われていた

どの説も、フランス発祥ではないですね…。どうやらヨーロッパの他国から伝わり、フランスで発展してメジャーなお菓子となったようです。

いちばん古いものでは、17世紀の料理本に「メレンゲ」という名前が出てきていたとか。長い歴史の間に、いろんな焼き菓子が誕生したんですね!!

ところで、メレンゲに種類があるのをご存知ですか?実は、作り方の違いで3つの種類に分類されるんです。

  • フレンチメレンゲ:卵白に砂糖を加えて、角が立つまで泡立てたもの
  • スイスメレンゲ:湯せんで加熱しながら卵白に砂糖を加え泡立て、50℃くらいで火からおろして仕上げたもの
  • イタリアンメレンゲ:固く泡立てた卵白に、120℃くらいまで煮詰めた砂糖水(シロップ)を加えて泡立てたもの

先にご紹介したロッシェには、イタリアンメレンゲを使うことも多いそうです。

ただ、いちばん手軽に作れるのはフレンチメレンゲですので、ご家庭で作るときはフレンチメレンゲを使うと良いですね。

全て卵白・砂糖というシンプルな材料なのに、作り方次第で別のものができるなんて不思議ですね。

メレンゲを変えると焼き菓子の食感も変わるそうなので、それぞれ相性の良いお菓子に使用されるみたいですよ♪

 

 

メレンゲ焼き菓子のレシピでお菓子作りに挑戦

メレンゲを使った焼き菓子の名前を知るだけで、不思議と興味がわいてきますよね。「お家で作ってみたい!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか??

そんな方のために、ご家庭で簡単に作れるメレンゲ焼き菓子レシピをご紹介します!!

メレンゲ焼き菓子には工程が難しいものも多いですが、比較的簡単に作れるのはムラングとロッシェです。

 

ムラング

材料

  • 卵白:卵1個分
  • 砂糖(グラニュー糖):25〜35g (お好みで調整)
  1. ボウルに卵白を入れて、角が立つまでしっかりと泡立てる
  2. 角が立ってきたら5回ほどに分けて砂糖を入れ、その都度よく混ぜる(メレンゲ)
  3. 出来上がったメレンゲを絞り袋に入れる
  4. オーブン天板の上にクッキングシートを敷き、メレンゲを絞る
  5. 100℃に予熱したオーブンで60分焼く

レシピによってはコーンスターチ(デンプン)を入れることもあります。コーンスターチを加えることでメレンゲのコシが強くなり、気泡もわれにくくなるそうです。

食感や形を気にする方は、コーンスターチを入れても良いですね。

また、メレンゲの泡立ては大変な作業。慣れない方はハンドミキサーがおすすめです!!あっという間にしっかり角が立ったメレンゲを作れますよ。

泡立て器で作るよりもきめ細かい気泡ができるので、焼き菓子も綺麗にできそうです♪

ムラングは湿気に弱いので、焼きあがった後は乾燥剤などと一緒に保存してくださいね。

 

 

ロッシェ

材料

  • 卵白:卵1個分
  • 砂糖(グラニュー糖):25〜35g (お好みで調整)
  • クルミ:40g (刻んでおく)
  1. ボウルに卵白を入れて、角が立つまでしっかりと泡立てる
  2. 角が立ってきたら5回ほどに分けて砂糖を入れ、その都度よく混ぜる(メレンゲ)
  3. クルミを入れて軽く混ぜる
  4. 天板の上にクッキングシートを敷き、スプーンで生地を落としていく
  5. 100℃に予熱したオーブンで、40〜60分じっくり焼く

お好みで生地にココアを入れたり、焼きあがったロッシェにチョコレートをコーティングしたり、お好みでレシピをアレンジできます。

料理で卵黄だけを使うことって多いですよね。余った卵白を焼き菓子にしてあげると、食材を無駄にせず美味しくいただけますよ♪

 

 

まとめ

  • メレンゲを使った焼き菓子にはたくさんの種類がある
  • メレンゲを使った焼き菓子の名前はフランス語が由来
  • メレンゲ焼き菓子は材料や作り方によって、様々な食感を楽しむことができる
  • メレンゲ焼き菓子はヨーロッパで生まれ、フランスで発展
  • ムラングとロッシェはお家でも簡単に作ることができる

実は様々なお菓子に使われているメレンゲ。そのメレンゲが主役となる焼き菓子は、「さくさく」「しゅわっ」とした食感で私たちを楽しませてくれます。

そんなメレンゲ焼き菓子にはいろいろな歴史があり、ひとつひとつ名前が付けられています。

「美味しい」で止まらず、「何というお菓子なんだろう?」「何でこの名前なんだろう?」と考えることで、食べられるありがたさや楽しみが増しますよ♪

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